Canon EF16-35mm F4L IS USM

カメラ・機材紹介

 結構カメラサイトでの評判がいいので、5Dmk3では広角レンズ、60Dでは標準レンズの画角として使えると考え、風景やイメージポートレート撮影用として購入したCanon EF16-35mm F4L IS USM。

EF16-35

レンズのレビューについては、既に色々なサイトで行われているので、そちらを参考にしていただきたい。
デジカメWatch
GANREF
マップカメラ | KASYAPA

 

レンズ選びの基準4つ

 撮影対象によりレンズ選びの基準が異なるのが当たり前ですが、本サイトでの被写体はいつも女性なので、自ずとポートレートに主眼をおいたレンズ選びとなります。その中で管理人がポイントとして考えているのが、下記の4つ。

 

最短焦点距離

 ギャラリーに紹介させていただいている写真をご覧いただければわかるかもしれませんが、撮影の約7割~8割は室内で行う事が多い為、いかに被写体に近づいて撮影することができるかという点が重要と考えています。
その点でいえば、このレンズの最短焦点距離は28㎝。
現在所有しているレンズの中では(さほど差がないとはいえ)一番焦点距離が短い。

 

手ブレ補正有無と重さ

 室内で撮影をすると、人間の目で感じている以上に光が足りないという事はよくあることで、本来なら少しでも明るいレンズを使いたいです。しかしながら、明るいレンズはピントの合う被写界深度が浅いため、室内でも絞り込んで撮影を行わざるを得ない時に、レンズ自体が重いと手ブレの原因になることから、できるだけ軽く使いまわしのいいレンズを選びます。
もちろん、手ブレ補正機能がついているレンズとついていないレンズならついている方を選びます。
このレンズ本体の重さは615g。
メインで使っているEOS 5Dmk3の860gと、バッテリーグリップBG-E11の310g、バッテリー2本160gを加えて2Kg以内に収まります。

 

フィルター径

 最後のフィルターに関して言えば、メインで使っているレンズのフィルター径が77㎜なので、出来るだけ同じ径に揃えるようにしています。特にNDフィルターやPLフィルターも77㎜しか持合せがないので、できれば同じ径にしたいと考えてこのレンズをチョイスしました。

ちなみに明るいレンズの方がいいのではないかという話もあるが、ボケが必要な時は単焦点レンズを使えばいいと思っています。

 

サンプル

 広角レンズのサンプルというと風景や物撮りが多く、ポートレートのサンプルをあまり見つけることができなかったので、所有している5Dmk3と60Dで実際の写りを試してみました。
サンプルが2つともサンタコスなのは、購入時期の都合という事で、ご理解下さい。
富永一葉コスプレEOS 5Dmk3
EF16-35mm F4L IS USM
SS:1/200
F4.0
ISO1600
焦点距離30mm

高橋ナツミ

EOS 60D
EF16-35mm F4L IS USM
SS:1/20
F5.6
ISO400
焦点距離16mm

まとめ

 レンズ自体は広角レンズならではの画風になっていますが、シャープさやコントラスト等見る限りではポートレートでも十分使用が可能と感じます。
最短撮影距離が28㎝と被写体のすぐそばまで寄ることができるのでアップでも撮れるし、特に狭い室内で十分な撮影距離をとれない場合に全身を撮りたいという時には威力を発揮するレンズではないでしょうか。
ただ、Canonのサイトに『ズーム操作時に前玉が前後に移動するため、十分な防塵・防滴効果の発揮にはPROTECTフィルターの装着が必要です。』と記載があります。この点は要注意です。
思った以上にしっかりしたレンズなので、サイトでの評価がいい事にも納得がいきます。

 

参考に

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