広告ができるまで~モデルとの関わり~
公開日:2014.03.07

某モデル事務所では女性でも170cmに届かないモデル志望者は有無を言わさずコマーシャルモデルになることを聞いて久しいですが、女性で170cmを超えるって大変な事。男性でも超えない人結構いるでしょ?
なので、ふと、どの位のモデル志望者がコマーシャルに回るのか想像し、『殆どの人はコマーシャルモデルになるんだろうな~。』と思いました。
コマーシャルモデルとは
多分、モデル志望の女性がイメージしているモデル=ファッションモデル(パリコレみたいなショーでランウェイを歩くモデル)と異なり、企業の広告で商品を紹介するようなモデルの事。
依頼される企業の規模や戦略により、テレビやラジオに出たりすることもありますが、ポスターや新聞チラシ、ウェブサイトで企業や商品を告知したり、イベントでサンプル商品やティッシュを配ったりしたりします。
何か違うな。と感じるかもしれませんが、コマーシャルはモデルにとって需要な仕事です。
広告製作の流れ
モデルの仕事は、ファッションでもコマーシャルでもクライアントがいることは想像できると思いますが、仕事の全体像を知らないモデル志望者が結構います。
まあ、実際に現場に入ってみるまで広告の流れなど勉強できませんから、当然と言えば当然なのですが、カメラマンやモデルの役割が、仕事全体の流れの中でどの位置にいるのか知っていると今後習得する技術を考えたり、撮影時において色々役にたつと思います。
それでは、どのようになっているかというと、
1.クライアントから広告制作依頼(もしくは広告代理店からのプレゼンテーション)
2.デザイナー・プランナーが目的に合った広告デザイン・プランを製作
3.プランにあった素材の収集・作成
(ここで目的に合った写真が必要な場合、カメラマン・モデルに依頼)
4.写真の加工とデザインの作りこみ
5.製作物の作成
6.広告の公開
7.広告物の評価測定、商品の売上げ・イベントの来場者数等
8.成果があれば次回へ、結果が悪ければ別のプランもしくは停止
となります。
全体を8つの工程に分けてみると、カメラマンとモデルが必要とされるのが、たったの1工程であることがわかります。
しかしながら、この時撮影する写真の出来によって、企業の売上げが上がったり下がったりと広告効果に大きな影響を与えますのでモデル(カメラマン)冥利に尽きると言えるでしょう。
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