ポートレートの撮り方
公開日:2010.11.01
ポートレート撮影
ポートレートを撮影していると、『知らなければならない=撮影時に考えなければならない』ことが多いことに気づかされますが、撮影を始めた頃は考えることが多すぎて何をすればいいかわからないという方も多いでしょう。
- 素敵な女性ポートレートを撮りたい
- ポートレートの撮り方を知りたい
- テクニックや方法を知りたい
方に向けて、女性を被写体としたポートレートの撮り方・撮られ方を簡単にわかりやすくご紹介していますので、何か一つでも気づきがあれば嬉しいです。
素敵なポートレートを撮るポイント
ポートレートを撮影する際、頭に入っていた方がいいよというポイントを順番に並べてみました。この時点だけで、始めたばかりの方にはこの時点で満腹感が強いかもしれません…
- 撮影の目的=写真の使われ方を考える
ポートレート撮影をしている瞬間が楽しいんだ。という考え方の方も多いと思いますが、モデル本人を素敵に写す宣材写真とか、風景を入れたイメージ写真等、『撮影した写真をどのように使うのか?』考えておくと撮影の方向性がしっかりと決まってきます。 - 被写体・撮影場所・衣装を考える
撮影の目的が決まれば、目的に合った被写体・場所・衣装・小物等必要なものを考えて用意しましょう。
撮影だけが目的だけの場合は納得のいく環境が整えば問題ありません。 - 光を見極める
撮影場所の立地やその日の天候により光の状況は変わってきます。
光の強さや方向によって、被写体の表情や印象が変わってしまうことがありますので、目的に合った場所を探すとか、ストロボを使って光を調整する等して被写体が最も魅力的に見えるように工夫してしましょう。 - 背景を意識する
イメージに沿った背景が選べているか確認しましょう。
背景が乱雑=余計なものが入り込んでいると、被写体が目立たなくなってしまうことがありますので、背景ボケを大きくしてみたり、明るさや色を調整したりして、被写体を目立たたせるようにすることが大切です。 - カメラ・レンズの設定
ポートレート撮影に適したカメラ・レンズを選ぶことで、被写体を美しく魅力的に見せることができます。
撮影場所や背景の状況により変わりますが、焦点距離が50mm以上の単焦点・ズームランズがポートレート撮影に適しています。
カメラの設定は屋外なら露出優先、屋内ならシャッタスピード優先にしておくと失敗が減ります。 - 構図を工夫する
日の丸構図や三分割構図等の構図パターンを使って、目的のイメージに合った写真を撮るようにしましょう。 - 被写体とのコミュニケーション
被写体とコミュニケーションをとることで、自然な表情やポーズを引き出すことができます。
必ずしもニコパチである必要はありませんので、リラックスした雰囲気を作り、被写体に撮影イメージを伝え、撮影した写真を見せながらイメージを擦り合わせることが大切です。 - 撮影時の注意点
撮影場所にもよりますが、最近はマナーを守らないカメラマンや被写体が多いようで、色々な施設で撮影禁止が増えています。
周りの状況をシッカリと確認して、他の方に迷惑をかけるような行為(長時時間その場を占領する、通行人を追い払う等)は厳に慎むべきでしょう。また、スタジオを利用する時は規約を守り、入った時点の状況をデジカメでもスマホでも撮影し、退出時には現状復帰が求められます。モデルさんの片づけ中に、カメラマンが手際よく片付けるのが理想です。
- 撮影後に
撮影した写真は参加者全員で共有することが一般的です(一部撮影会等、有償撮影を除き)ので、撮影時に参加者と『データ形式(JPRG・RAW等)・納品納期・納品方法(データ・メディア等)・納品枚数・公開範囲』を決めておくことをおすすめします。特に、カメラマン側に、現像のみ・レタッチ有無・修正可能程度(しわ・ほくろ・ほうれい線等)まで情報が共有されれば、作業に無駄がなくなります。
詳しくは個別ページでご紹介していますが、以上のポイントを意識してもらうだけで、被写体を美しく魅力的に撮影することができるでしょう。


