ヘアメイクの作品撮りで押さえたい3つ|モデル選びと公開許可の現実:shirley

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このところ、未公開ながら作品撮りを一緒にしているメイクのErikoさんから、お誘いを受けた。

「コンテスト用の作品を撮りたい」という相談。イメージを共有していたところ、「知り合いのカナダ人モデルも一緒に」と追加の連絡が来た。

作品撮りでは、一般的にルックスの違いがあるため、外国人モデルしか使わないカメラマンがいるほどだ。だから、二つ返事で引き受けた。

不安だったのは、指示出しだけ。
ただ、モデルのShirleyさんは日本語が少しでき、Erikoさんは英語が堪能。何とか当人たちのイメージに合う形に仕上げることができた。ビューティー系の作品撮りを3枚、ここで紹介する。

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こういう目的に沿って協力する撮影は、一体感が生まれる。撮っていて、非常に楽しい。自分が作品撮りで目指しているのは、モデルやヘアメイクが、次の仕事へ進むきっかけをつくること。コンテスト用という目的は、その意味でも、協力しがいがあった。

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ここからは、ヘアメイクとビューティー系の作品撮りで、押さえておきたいポイントを三つ書く。

1つ目は、主役はヘアメイクで、カメラマンは見せる役に回ること。ビューティー系の作品は、メイクや髪の仕上がりを見せるための写真。カメラマンが撮りたい構図を押し通すと、ヘアメイクの狙いが薄れてしまう。まず、イメージを共有する。何を見せたい作品なのかを決める。今回も、Erikoさんとのやりとりから始めた。コンテスト用の作品なら、なおさら大切になる。審査する人に、どんなメイクの世界を見せたいのか。そこを最初にそろえておくと、撮影中の迷いが減ると思う。

言葉が通じにくいときは、イメージの画像を見せ合うのが近道だと思う。言葉だけで伝えようとするより、ずれが少なくなる。指示は、短い言葉で、一度に一つだけ伝える。

2つ目は、モデル選びがかなり厳しいこと。ヘアメイクにとって、モデルは自分の仕事がそのまま映る存在。顔立ちや肌、髪質が違えば、同じメイクでも見え方が変わると思う。だから、ヘアメイクは妥協せずにモデルを選ぶ。カメラマンが「この人でいいのでは」と思っても、最終的な判断は、ヘアメイクに任せたほうがいい。そのほうが、話も進めやすい。

3つ目は、公開できる写真が、ごく少数であること。撮影枚数は、100枚以上になる。ただ、モデルとヘアメイクの両方から、公開の許可を得られる写真は、ごくわずか。モデルは自分の見え方に、ヘアメイクは自分の仕事の出来に、それぞれ求めるものがある。どちらかが納得しなければ、公開はできない。

だから、100枚の中から公開できる数枚を探す作業になると、最初から割り切っておく。写真を選ぶ段階では、モデルとヘアメイクが、それぞれ確認できるようにしておきたい。撮影前に、公開する場所(SNS・サイト・コンテストなど)を、確認しておくと安心だと思う。

この3つを押さえておけば、ヘアメイクとの作品撮りは、ぐっと進めやすくなる。撮る側にできるのは、見せる役に徹して、全員が気持ちよく進められる場をつくること。

公開できる写真は、少ない。それでも、同じ目的に向かって集まった人たちと撮る時間には、一体感がある。その時間があるから、数枚の写真が、作品になるのだと思う。

次は、どんな目的の撮影に、協力できるだろうか。

撮影DATA
Model Shirley
Hair/Make Eriko
Camera Canon EOS5D MarkⅢ
Lens Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM

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この記事を書いた人
Yoshiyuki-K(Yogi)

某広告代理店で営業とプロフ・オーディション・宣材撮影を20年位担当しています。
その間、3年位ミスコンサイト技術指導。(それなりに年齢いってます。)
仕事で始めた写真撮影が今では趣味になり、美脚にバフをかける撮影を得意としているポートレートカメラマン。

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