ホテルでの作品撮りと注意したい3つのポイント

むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り
ポートレートの撮り方

『女性をキレイに写したい!』と考えているカメラマンは数多くおり、Yogiもそう思って女性ポートレートを常時撮影しているのですが、キレイの定義は様々。

そして、インスタでは露出の多い写真は人気が高い傾向にあります。

ココでは、個人的に感じているキレイの定義、
モデルさんをスタイルよく美脚に引立たせる
 +
露出を増やす
写真を撮る方向で、月に1回は作品撮りをしていきたいと考えています。
撮影した写真は『少し露出度の高いポートレート Sexy Portrait』としてギャラリーでご紹介していますので、是非ご覧ください。

女性ポートレートのロケーションにホテルを選ぶ理由

むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り

女性ポートレートを撮影する時、露出が多い衣装と言えば水着が一般的。
しかしながらプールサイドや海辺でもないのに水着でいるのは違和感があります。

撮影ロケーションは写真のイメージやモデルのテンションも左右するので、かなり重要。
その点、ホテル室内であれば、冬でも寒くなく、雨で撮影が中止になることもないので撮影にはもってこい。

また、ホテルなら服を脱いでいても、裸でいてもシチュエーションとして違和感はありません。
ただ、ホテル室内で水着はミスマッチなので、ここはアンダーウェアでいきたいと思います。

モデル:むめも舞美さん

むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り

今回、モデルをしてくれるのはインスタでも10万人以上のフォロワーがいる『むめも舞美』さん。

某撮影会で知合った後、個人的に何回も撮影をさせてもらっているフリーモデルさんで、人気が出過ぎて撮影機会が減ってしまうのではないかと本気で心配している程。

複数の撮影会に参加されているので、興味のあるカメラマンは撮影してみてはいかがでしょう?
個人的にはかなりオシテいます。

むめも舞美さんギャラリー

ホテル内は意外と暗い

むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り

 さて、実際に撮影をしたことのあるカメラマンは理解しているかもしれませんが、ホテル内って意外と(というか感じている以上に)暗い。
ホテルの室内は自然光が入るようになっている部屋もあるけれど、比較的暗い感じになっています。

中には明るい作りになっている部屋もありますが、日が入る部屋ばかりではないし、朝から曇りで部屋に入る時間帯になったら既に室内は暗いとか、ムードを重要視して間接光ばかり使われている等いろいろあります。

自宅で試撮りをしてみるとわかると思いますが、蛍光灯の下でも平気でISO1000以上になっている事も少なくないのに、ホテル室内が間接光だったら、ISO20000とかになりかねません。

ホテルって休む事を前提としているから、『撮影のために光量を調整してあります』という事は全くありません(一部、撮影のために貸し出してくれているホテルは別だけど)。

となると、ストロボを持っていくのは当たり前
少なくとも1台はクリップオンストロボを持っていきましょう。
そうしないと、撮った写真がノイズだらけで肌の質感が悪すぎるという事が起こります。

つまり、撮影には極めて向かないロケーションという事です。

ホテル内は思っているより狭い

むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り

室内って思った以上に狭い。

厳密に言うと、部屋はそれほど狭くなくてもベッドがドーンと部屋の中央に置かれている事が多いので、モデルのポジションと自分が撮影する場所(距離)、ストロボを設置する場所が限定されるという意味で狭いです。

普通のスタジオのつもりで標準レンズを持っていくとアップばかりしか撮れなかった。という事も起こりますから、個人的には広角レンズ(16~35mm、持っていない場合は24mm~)を中心に組立てた方がいいと思います。

撮影のための用意は一切ない

むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り

 当たり前のことですが、ホテル内には撮影のための機材は一切ありません。
せいぜい、椅子が脚立代わりに使えるというレベルです。

という事で、必要な機材は全て自分で持っていく必要があります。(一式持っていくとかなりの量になります。)
普段撮影会に参加して、『行けばすぐに写真が撮れる』環境に慣れているカメラマンには厳しいものがあるかもしれません。

ホテルで撮影したいと考えているカメラマン向け

ホテルで撮影.jp
Screenshot of studiohotel.jp

 ホテル撮影なら、どこか雰囲気のいいホテルに直接出向くのが理想的ですが、頻繁に撮影しているモデルさんでもない限り簡単にはOKが出ない事もあるでしょう。(特に二人きりで入る場合は・・・)

また、ホテル自体撮影を目的としていない事もあり、必要な機材を全てカメラマンが用意しなければなりません。
そんなハードルを少しでも下げてくれるのがホテルで撮影.JP

中にはラブホテルという場合もありますが、比較的広い部屋内に撮影のための機材(ライトやスタンド、脚立、レフ板等)を既に用意してくれているサービスです。

持っていく機材も少なくて済みますし、少しはモデルさんを説得しやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

 ホテル内での撮影は思った以上に難易度が高い事がわかりました。

ホテルが同じでも部屋や時間帯によって光の入り方が変わるので、
・短い時間内に(テキパキと)
・部屋内の光を読み
・光を設定する能力
が必要になります。

また、スタジオと異なり、撮影用の作りではないため、天上バウンスや壁バウンスもうまくいくとは限りませんし、通常のクリップオンストロボでは光量不足という事も起こります。

結果、自分はGN60のクリップオンストロボ+ソフトボックスではチャージに時間がかかり、スムーズに撮影ができないと感じてGodox AD200を購入しました。

そんな難易度の高いホテル撮影ですが、(プロのカメラマンを目指すのであれば)光を読む力、狭い部屋で撮影環境を素早く整える力は格段に鍛えられます。

自分の撮影スキルを上げる意味でも、女性をキレイに撮影する意味でも、ホテル撮影をおススメします。
最後にその他の写真をご覧ください。

むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り
むめも舞美 アンダーウェア 作品撮り
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Yogi

都内某広告代理店勤務の営業兼カメラマン。 主に女性モデルのプロフィール・オーディション・宣材写真を20年位担当。 内3年位ミスコンサイト技術指導。(それなり...

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