さらに上を目指すためにポージングを学ぶ
公開日:2015.06.12
この記事の内容
キレイなポージングはモデルとしてのアドバンテージ
女性なら誰でも、綺麗で、細く、可愛く写真に写りたいと思っていますよね。モデルや被写体を目指す女性なら、人一倍その美意識やこだわりは強いはず。
にもかかわらず、ほんのちょっとした角度やポーズのせいで、普段の自分の魅力が写っていなかったらどうでしょう?
「格好よく撮れているはずだったのに、脚が短く太く見える……」
そんな写真は二度と見たくないですよね。
逆に、自分が思っている以上に素敵に写る「奇跡の一枚」や「盛れる」写真もあります。思わず「うん」と納得して、ブログやSNSでみんなに見てもらいたくなる自慢の写真。
その差は一体どこから来るのでしょうか?
カメラマンの腕?それとも撮影のタイミング?
実は、撮影される時の「ほんのちょっとしたポージングの違い」から来るのです。
私はこれまで数多くのモデルさんを撮影してきましたが、実は撮影現場でここを最初から意識できている人は、驚くほど少ないのが撮影現場のリアル。
被写体として活動する場合、このちょっとしたポージングの差を知らないだけで、素敵に写る可能性を逃すどころか、オーディションに落ちてしまうことだってあります。必要な時に100%思った通りの自分を表現できるポージングは、プロとして頭一つ抜け出すための『必須テクニック』です。
モデル事務所に登録してもポージング指導はしてくれない?
所属する事務所や契約の形にもよりますが、実はモデル事務所に登録しても、ポージングの指導まではしてくれないところがほとんどです。
実際、私のスタジオに来るモデルさんたちと話していても、『無料でレッスンに通わせてくれる事務所』は滅多に聞いたことがありません。
大抵の場合は、事務所に入ったあとにモデル自身がレッスン料を払ってスクールに通う必要があります。
『雑誌やネットの写真を見て真似している』という方もいますが、公開されている写真はすでに選ばれた『最高の一枚』なので、その前後の体の動かし方までは学べないのです。
また、有名モデルになれば一流カメラマンが毎日のように撮ってくれるので心配ありませんが、駆け出しの頃はプロフィール写真や、オーディションに必要な「コンポジ(※モデルの履歴書代わりに使う写真付きのカード)」を用意するのも大変。
『事務所を通すと有料になる』『自分で用意してね』と言われるケースが多々あるのがこの世界の実態。
写真を撮られるレッスン(本当はここが一番大切です!)がある場合でも、カメラマンが来ているタイミングに合わせなきゃいけなかったり、数回のプログラムだけで終わってしまったりすることもあります。
さらに事務所によっては『こういう衣装と場所で、こういう目的の写真を撮ってきて』と細かく指示されることもあり、それらをすべて自前で用意しなければなりません。
結果として、自分の魅力を引き出してくれる『信頼できるカメラマンを探して、自分のポテンシャルを証明すること』自体も、モデルを目指す女性の大切なスキルの一つになっています。
ひとまとめにポージングと言っても、目的も方法も異なる!
モデルと言うと、ファッションショーのランウェイを歩く姿をイメージする方が多いかもしれません。
でも、あのようなショーモデルはほんの一部。タレント活動やコマーシャル、読者モデル、サロンモデル、SNSでのポートレート被写体など、モデル業の幅はとても広いのです。
当然、モデルとして「何(衣装、商品、あるいは人物そのもの)をアピールするのか」によって、ポージングや魅せ方はガラリと変わります。だからこそ、自分の目標に合わせた表現方法を理解することが大切です。
「ステージ上のポージングと、写真撮影のポージングは似て非なるもの」。スクールで習ったウォーキングのポーズが、そのままカメラの前で使えるわけではないのです。これを知らずに現場でガチガチになってしまうモデルさんを、私はこれまで何人も見てきました。
カメラマンは一目でモデルの経験値を見抜く?!
プロフィールにどれだけ素敵な写真が載っていても、実際の撮影現場に入れば、カメラマンは最初の3シャッターでモデルの経験値を見抜きます(これは逆も同じで、モデル側もカメラマンの腕が分かりますよね)。
モデルの仕事は、カメラマンや周囲のスタッフとの共同作業です。良い写真が撮れるかどうかは、カメラマンや周りのスタッフのモチベーションにかかっているといっても過言ではありません。やっぱり、スタッフ全員が『うわ、今のポーズ最高!』とノリノリの時は、化けたような素晴らしい写真が生まれるものです。
だからこそ、カメラマンに『あ、この子まだ素人だな。どう指示していいか分からないな……』と思われないためのポイントを押さえておく必要があります。
実は、あなたが思っている以上に、モデルとしての経験値を見られているポイントはたくさんあるのです。
素人から脱却してフォトジェニックに
フォトジェニック
写真写りが良い、写真向きであるという意味の語。ミス・コンテストや写真コンテストなどにおいて、「フォトジェニック賞」(前者の場合は写真写りが良いと評価された参加者、後者の場合は写真写りが良いと評価された被写体を撮った人物写真などに対して贈られる)のように用いられる。
ここで言う「フォトジェニック」とは、単に「写真写りが良い」ということだけではありません。プロのモデルであれば、誰に撮られても、常に一定以上のクオリティで写る必要があります。
例えば、急に雑誌やテレビのインタビューが決まって『掲載用に数枚だけ写真を撮りますね』となったとき。
インタビュアーがそのままスマホやカメラでパシャパシャと撮ることもあります。そんな時、『今日は上手くいかなかったから撮り直してください』とは言えませんよね。
もし、その『上手くいかなかった写真』がそのまま世の中に出てしまったら、目も当てられません。
では、どうすればいいのでしょうか?
それは、自分の『撮られ方(どう動けばどう写るか)』を、普段から知識と体験として身につけておき、鏡がなくてもいつでも同じクオリティでポーズができるように練習しておくことです。自分が撮影現場でモデルさんに伝えている「ほんのちょっとした骨格の意識」だけで、写真の仕上がりは180度変わります。
当サイト(各個別記事)では、
- どうすれば、小顔で可愛く写ることができるか
- どうすれば、全体的にほっそり写ることができるか
- どうすれば、手脚を長く・細く魅せることができるか
など、目的に応じた写真を撮るための具体的なテクニックを、色々な試写データをもとに、ポージング講習に来られたメンバー限定で詳しく説明しています。
自分のポージングを理解しよう
身体のバランスや骨格、筋肉のつき方は人それぞれ。あなたを一番綺麗に魅せるポージングは、本来あなただけのものです。
そのため「誰にでも100点満点な万能のポーズ」というものは存在しません。
本当は、自分に合ったポージングをカメラマンと1対1で細かく確認していくのが一番の近道です。
とはいえ、綺麗に魅せるための「基本のルール」は共通しています。
毎回撮影講習を受けなくても、まずは知識として仕組みを理解し、お家の鏡の前で練習を重ねることで、見違えるほど上達することができますよ。
(※現在、専用の募集ページを準備中です。プロの現場で通用するポージングを身につけたい方、講習に興味がある方は、まずはX(旧ツイッター)のDMからお気軽にご連絡ください!)


