クリップオンストロボにつけられる7種類のヘッド

ClipON Clamp-Mount ボックス
カメラ・機材紹介

 クリップオンストロボに装着できるソフトボックスの記事が11月20日にデジカメWatchに掲載されていましたが、最近クリップオンストロボ用のヘッドが多くなりましたね。
手軽にディフューズできるようになり、ポートレートを撮影する時には大いに役に立ちそうです。

 女性を被写体として撮る場合、明るくするだけではなく、クールに撮ったり、スポット的にライトを当てるためには、ストロボのライトをそのままの状態で当てると、思った通りのイメージにならない事があります。
ストロボの基本は光を足して、明るくすることですからね。

そこで、クリップオンストロボで、ダークなイメージやスポット的に光を当てるために、自分もつい最近、7種類のヘッドを利用できるClipON Clamp-Mount ボックスなるものを購入しました。
ClipON Clamp-Mount ボックス(写真はサイト掲載分を流用)

7種類のヘッド

 Clamp-Mountボックスについてくるクリップオン用ヘッドは、

 1.30×20cmソフトボックス
 2.Φ165mmオパライト+グリッド
 3.Φ110mm ディフューザ(パールホワイト, 橙, 黄, 青)
 4.バーンドア
 5.Φ110mmハニカムグリッド
 6.15cm スヌート+グリッド25°&35°(今回のメイン)
 7.Φ145mmグローブディフューザー

がついており、今までスタジオでモノブロック等を使っていたライティングが、クリップオンストロボでもできるようになります。
中には、既に別の物を使っているので、ソフトボックスのように『使わないな~。』というものも含まれていますが、クリップオンストロボ用のヘッドを使われていない方には全て使えるのではないでしょうか。

グリッドやスヌートを使うと

 今回の主な購入目的は、スヌートとグリッドです。
どちらも光を集約してポイントを決めて当てるために必要なヘッドなので需要も結構あるらしく、自作方法を紹介しているサイトもあります。しかしながら、自分の場合『それじゃあ、作れば安くていいじゃないか。』という様にはならなかったんですね。

IMG_08_5827クリップオンストロボには常時点灯しているモデリングライトがついていない分ましですが、長時間撮影を続ける(光を当て続ける)と、ヘッド部分に意外と熱が籠ったり、温度が上がって、機材自体が熱くなります。
素材が紙の場合、燃えることもあるそうなので(経験は無いけど)、しっかりとアルミ製の本商品を選ぶことにしました。外すときは素手で触ると火傷することもありますので、注意してください。
実際にスヌートを使って撮影したのが左の写真で、上半身だけが明るくなっている事がわかると思います。
(他のヘッドのサンプルについては機会があったらアップします。)

取付けられるクリップオンストロボは

販売サイトでは、
『発光部が縦57mm × 横85mm 以下の大抵のL字型クリップオンに装着可能です。』
となっています。
現在自分が所有しているクリップオンストロボは2種類、Yongnuo Speedlight YN560Ⅱについては既に取り付けた状況が参考サイトに公開されていましたので、別のストロボCanon スピードライト320EXで試してみました。
clamp-mountこんな感じで問題なく取付けることが可能です。
(320EXはヘッド部分を引き出すことができるのですが、引出してヘッドの奥行きを深くした方が安定していました。)

クリップオンストロボのヘッドは高さが低くなると、奥行きも短くなるので、一概に取付けられる保証はありませんが、寸法を測ってみると、ヘッドの高さが最少32mm以上あれば使える事がわかりました。

実際にカメラにストロボをつけて、その上にこのヘッドをつけると結構重くなります。
手ブレの原因にもなりますので、スタンドを使い、ストロボを独立させた方がいいのではないかと個人的には思います。

ClipON Clamp-Mount ボックス

 

最後に販売サイトで使用レポートを公開していますので、参考にしてください。
最強クリップオンアクセサリー「ClipON Clamp-Mount ボックス」大抵のL型クリップオンで使える秀逸マウントがミソ! 【前編】
最強クリップオンアクセサリー「ClipON Clamp-Mount ボックス」大抵のL型クリップオンで使える秀逸マウントがミソ! 【後編】

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