避けるべき3つのNGポージング

門脇 栞 ガールズスナップ
ポートレートの撮られ方

芸能活動を始めると、プロフィール・オーディション・宣材写真をはじめとして、撮影の機会が多くなり、プロから素人まで様々なカメラマンに撮られることになります。
登録したモデル事務所によっては撮影会に参加するように言われるかもしれません。
そんな時、モデル側には、だれが撮っても同じように(魅力的に)写るポージングのテクニックが要求されます。

写真を撮る場合、基本的にクライアントやモデル事務所が納得すれば『何でもあり』と考えていますが、ここでは芸能活動をされている女性が、仕事をもらうため、ファンをつくるため、少しでも素敵に見えるようにみえる『小顔・美顔・手足細・スタイル良』に見せるポージングを目的としていますので、その意味でのNG事項となります。

あくまで美しく写るためのポイントは

  • 小顔で綺麗に見える表情
  • 手脚(特に脚)を細く長く(美脚に)見える
  • 出来る限りスマートに見える角度

です。

尚、メンバー用のページは随時更新をしていきますので、一度見たから終わりではなく、何度でも見返して自分のポージングの練習に役立ててくれればうれしいです。

NGポージングのサンプル写真

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この写真は自分が撮影したものではなく、ネットで拾ってきたものなので、撮影者にもモデルにも恐縮なのですが、モデルとして撮影される時に、『これは避けようよ』というNG事項が何件も含まれていることから、メンバー専用のページだけで掲載させていただきました。
(代りの写真を撮らせてもらえる勇気のある方はご連絡ください。)(笑)

NGポージングと考えている理由

この写真は下着の販売サイトから拾ってきましたので、クライアントがOKを出した(かなり甘い?)ということなのですが、モデルは嬉しくないだろうと自分が考えるポイントは下記の3つ。

  • 顔も身体も正面を向いている事で、細く見える効果が一切効いていない
  • 二の腕を体に密着させているように見える(身体と腕の空間がない)ので、実際より太って見える
  • 鼻孔が2つとも見える

オーディション写真等で提出したら、間違いなく一次審査通過しません。
宣材で事務所に出したら社長やマネージャーに怒られるかも。(笑)

特に水着や下着等、肌を多く露出する場合、通常のポートレート以上にポージングを気使う必要があり、配慮がなされていない写真は貴女のイメージを悪くする恐れがあります。

本来、公開写真のチェックはモデル事務所のマネージャー等がするはずなのですが、フリーで活動をされている方の場合は自分で行う必要があります。

写真は一度公開されてしまうと、現在では回収することはほぼ不可能ですので、マイナスの印象を与えるであろう写真は(仮にカメラマンが求めたとしても)できるだけ避けるようにして、公開前に止めるように心がけましょう。

出来れば自分で1番最初に確認をして、気にいらない写真は、たとえ事務所やクライアントでも見せないようにする位徹底したほうが安全です。

自分の魅せるポージングを学びたいモデルさんを若干名募集!

ポージングと一言でまとめていることが多いですが、実際、モデルの体型は一人ひとり異なります。 ポージングを教えてくれる人がいないから「雑誌やYoutubeの真似をしている」という方がかなり多いですが、自分がキレイに魅えるポージングは必ずしも雑誌等のそれと同じという事はありませんし、同じポーズをしたからといって、同じように見えるわけでもありません。 自分のポージングを手に入れるためには、鏡やカメラマンの前で細かくチェックをし、『どこから見られているか』認識してポーズを体に覚えさせる必要があります。 つまり、知識を持った人の協力と、自分の努力の双方が必要となるわけです。 -->

Yogi

都内某広告代理店勤務の営業兼カメラマン。 主に女性モデルのプロフィール・オーディション・宣材写真を20年位担当。 内3年位ミスコンサイト技術指導。(それなり...

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