『成長が止まってる』と感じた時に実践したい3つの方法

『成長が止まってる』と感じた時に実践したい3つの方法
ポートレート撮り方

 カメラマンとして自分の撮影スタイルが確立するという事は大切な事であり、それが売りになるはずなのですが、自分のスタイル内で撮影が済んでしまい、出来上がってきた写真がいつも同じイメージで安定してくると、写真を撮るという行為自体が退屈になってくるようです。

どういうときに成長してると感じるのかは人それぞれぞれだと思いますが、ポートレート撮影でいうのであれば、新しい撮影テクニックを得るために学んでいる時という事でしょうか。

逆に自分は新しい事にチャレンジしていない(できていない)、もしくは興味が失われている時、『成長が止まってる』と感じます。

そんな時にモチベーションを上げて成長するための方法をご紹介します。

好きなカメラマンの写真をまねてみる

 通常、『撮りたい』と思う写真を見たことから、写真を始めたり、現在も継続していると思いますので、『あのカメラマンの作風が好き』とか、『あんな感じの写真を撮ってみたい』と思える目標のカメラマンがいる(いた)はずです。

そんな目標のカメラマンの作品と自分が撮った写真を比べて、違いを探し、少しでも同じように撮影できるように頑張ってみましょう。

成長が出来ていない時の理由の一つは、目標が見えなくなっている時です。

プロカメラマンのスクールやワークショップに参加してみる

 ある程度自分のカラーを持っているカメラマンは、撮影歴も長く、経験も積んでいる事が多いです。
逆に経験があるから見えなくなっている事もあるでしょう。

そんな時、プロカメラマンが行っている撮影教室やワークショップに参加してみるのも一つの方法です。

経験を積んでいる分、自分ができる事には注意を払わなくていいわけですから、以前は見えなかった新しい点、例えばカメラの構えやポージング誘導の仕方、注意を払っている細かいポイント等、が新しく見つけられることがあります。
また、参加者を見て触発される事があるかもしれません。

成長が出来ていない時の理由の一つは、わからない点がわからない時です。

新しい機材を買ってみる

 カメラ歴が長いと、自分が必要としている写真を撮るための機材は既に整っていたり、使っている機材にもこだわりがあったりすることが多いです。

そんな時は
スタジオで撮影することが多く、広角から中望遠までしかレンズを使わないなら、望遠から超望遠レンズを。
日中しか撮影しないのなら、光を扱うためにストロボを。
といった感じで、あえて将来使っていくかかわからない機材を手に入れてみましょう。

新しい機材を手に入れることで今までと違った撮り方ができますし、使いこなすための練習が必要となります。
どうしても合わなければ、下取りに出すことも出来ます。

成長が出来ていない時の理由の一つは、見ている視点が固定されてしまった時です。

まとめ:下手と言われても新しい事にチャレンジしてみる

 ポートレートに限りませんが、新しい事を始める時は、まず知識を得て、練習を繰替えして、技術として体に覚えこませることでテクニックとして獲得することが出来ます。

最初は撮影に付き合ってくれたモデルさんにしかめっ面をされるかもしれませんし、二度と写真を見返したくないかもしれませんが、練習を続けていくことで新しい表現方法を身につけることが出来るでしょう。

新しいテクニックが身につき、新しい表現方法を実践している時、あなたは自分が成長していたと気付くでしょう。

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