彼女(妻)をスタイルよく撮る3つのテクニック
公開日:2015.03.13
2月28日に送られてきたメルマガ、『フォトアドバイス通信』のタイトルが、
『 妻が写真を撮らせてくれません』。
タイトルを読んで、自分もそういうことがあったな~。と思う内容だったので、さっそく読んでみました。
質問内容は、
妻が太っている理由で写真に写りたがりません。
太っている人を綺麗に撮るコツなどはありますか?
この記事の内容
カメラを始めたきっかけは?
本サイトは写真関連のサイトではありますが、その中で特に女性ポートレートをメイン(というかほぼ全部)に取扱っています。
これは、自分が色々撮影した被写体の中で『女性ポートレートが好き』なのが理由ですが、そもそも一眼レフカメラを使い始めたいきさつに理由があります。
少し前の事ですが、旅行中にプールサイドでiPhoneを使い撮影した彼女の写真が妙に気に入りました。
当時は旅行に行ってもカメラなど持たず、『記憶に焼き付ければいいよ。』というスタンスだったので、iPhoneしか写すものがなかったのですが、彼女もその写真を『いいね』と言ってくれました。
そこで、『一眼レフで撮ったらどんなに素敵に撮れるだろう。』と考えたのがきっかけ。よくある動機付けですが、今思うと初心者の浅はかさですね~。
彼女(妻)がモデル嫌がる理由とは
一眼レフを買ったはいいものの、思ったよりいい写真が撮れず、彼女にも『下手』を連呼されていた時期があり、その間(練習したいにも関わらず)モデルになってくれませんでした。
その当時撮影させてくれたモデルさんには今でも頭が下がります。
前述のカメラマンの場合も、『写真で見ると太って見える』から奥さんが『気に入らないor自信がない』という事でしょう。
モデルになってくれない理由は単純に彼女の望む写真を撮ることができないからです。
自分の彼女の場合、特別太っているわけではありません(年齢相応)。
撮ってはダメ出しされ、撮ってはデータを消されてということを繰り返し、少し前からは、ある程度彼女好みの写真を撮ることもできるようになり、旅行の際にカメラは必要な道具となりました。
今では写真をスライドショー用のソフトで加工して本人は喜んでいます。
太っている女性を綺麗に撮る3つのテクニック
撮影者の技術的な問題もありますが、被写体の好みを把握するという事も重要です。
テクニックと観察眼で彼女(妻)を綺麗に撮れるようにるために実践してみましょう。
真正面から撮らない
性別・年齢に関係なく、撮影慣れをしていない方が被写体になる場合、カメラに対して正面を向く傾向があります。
顔だけならいいのですが、体も全て正面を向くと、カメラに対してほぼ平行になりますが、正面を向いた立ち方は面積が一番大きい=一番体が太って見える姿勢になります。
そこで、身体をすこし(35度~45度位)ひねってもらい、顔だけ正面を向いてもらうようにしましょう。
それだけで数十%は細く見えるようになります。
太って見える部位をカットする
衣装にもよりますが、薄着をする季節になると腕や脚を出した格好をすることが多くなります。
そんな時気になるのが、二の腕や胴回り、太もも。
撮影者側は気にしていなくても、女性は意外と気にしているものです。
そんな時は全てを写真に入れずに途中で切ってしまいましょう。
表情がしっかりしていれば、余計な部位が切れていても問題がないのが写真のいいところ。
むしろじっくり見ることのできる写真だからこそ、余計な部位は切っておく事が撮影者のやさしさです。
少し上から明るめに撮影する
これは女性特有の撮り方ですが、少し上から明るめに撮影するようにしましょう。
上から撮影した方が可愛く写るのは、ポートレートでは常識になっていますし、女性はいくつになっても可愛く写りたいもの。
身長差がないカップルの場合、階段やベンチを使ったり、少ししゃがんでもらえれば上から撮ることができます。
また、少し明るめに露出補正をしてあげると、小じわやシミが飛んでくれて若く写ります。
性別・年齢に関係なく、やっぱり若く写っている方が嬉しいですよね。
露出補正の仕方がわからなければ、フラッシュを使えば明るく撮る事が出来ますので、試してみてください。
後は撮った写真を二人でその場で確認して、彼女(妻)好みのバランスと許容範囲を探ります。
そのうち、彼女(妻)も自分がよく写る角度を理解できるようになると、写真を撮られるのを嫌がらなくなり、むしろ積極的に協力してくれるようになると思います。
これは、モデルさんを撮る時にも使えるテクニックですので、是非彼女(妻)に協力してもらえるようになりましょう。
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※尚、写真と本文は一切関係ありません。
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