身体的な美脚と美脚ポートレートの違いとは?

吉岡ゆり子さん作品撮り、使用機材:Canon EOS5DMarkⅢとCanon EF24-105mm F4L IS USM

美脚な女性って素敵ですよね。
自分は脚フェチではないと思いますが、撮影時にモデルさんに『脚フェチ?』と聞かれることがある位、美脚に写真を撮るように心がけています。

でも、美脚って直感的な部分が強く、具体的な基準を持っていなかったので、『美脚』を理解することから始めてみました。

身体的な美脚とは

一般的に美脚の条件は次の2点と言われています。

  1. 直立したときに、左右の太もも・ふくらはぎ・ひざ・足首の4か所がつくこと。
  2. 太もも:ふくらはぎ:足首のバランスが、5:3:2(美脚の黄金比率と言われているらしい)

つまり、脚の比率の問題で脚の長さや何頭身かは関係がないということです。

実際、美脚な写真は撮り方で変わりますが、身体的な美脚は変えようがありませんので、モデル依存がかなり高くなり、ファッションショーでもモデル選びが重要になってくるわけです。

受託撮影で既にモデルが決まっている場合は選択権がありませんが、カメラマンが独自に美脚ポートレートを撮りたい場合、撮影テクニックを向上させることも大切ですが、美脚モデルを選ぶことも大切です。

美脚ポートレートとは

岸谷知果 水着ポートレート

美脚ポートレートとは、上記の身体的な条件を満たしていなくても、撮影された写真を見た人達が『このモデルは脚がきれい』と思ってもらえるポートレート写真の事だと考えます。

実際問題、モデル・被写体志望女性の脚が全て身体的な美脚を持っているわけではありませんし、写真で表現できるとも限りません。
また、上記の身体的条件を満たしていても脚の長さが短かったら美脚に見えるでしょうか?
写真的には難しいと感じます。

まとめ:モデルに合った美脚を理解しよう

美脚ポートレートを撮ることを目的とした場合、身体的美脚は知識としては大切ですがそれほど重要ではないという事です。

オーディション用のプロフィール撮影では少しでも脚を細く・長く写るように細かい部分まで調整を行って撮影をします。これは、脚長に見える女性の方がオーディションに受かりやすいのが、経験則でも結果からもわかっているから。(参考:カメラマンが教える『合格を勝ちとるオーディション写真』7つのポイント

美脚ポートレートを撮るには、

  • モデルの脚の特徴を理解する(人によって形が様々だから)
  • モデルが美脚ポーズを知っている(=自分にあったポーズができる)
  • カメラマンがポーズにあった撮り方を理解している(=撮り方を調整できる)

事が重要で、同じ美脚ポートレートでも、脚を長く撮影する方法と、脚を細く撮影する方法は異なります。

まとめると、モデルの身体的美脚も大切ですが、モデルが自分の脚の特徴を理解して、美脚ポーズをとり、カメラマンがより美脚に魅せるように撮影時に細かい調整をすることが望ましいです。
(参考:撮り方で変わる美脚ポートレート