ファインダーでボケ具合がわかる絞りプレビューボタン

プレビューボタン
ポートレートの撮り方

何に使うんだ、このボタン?
カメラをいじっているうちに、妙に気になりだしました。

マニュアルを調べてみると、
絞り込みボタン(プレビューボタン)
と書いてあります。

絞り込みボタンとは、
被写界深度(ピントの合う範囲)の確認を行うためのボタンで、
デジタル一眼には標準的に搭載してあるらしいのですが、
EOS60Dはレンズマウント付近にあります。(写真内赤丸部分)

通常、ファインダーを覗いていると、露出(絞り値)を変更しても
ファインダー内部の画像は状況に応じて変化はしませんが、
このボタンを押すと、

  • マニュアル露出や絞り優先AEの時はその絞り値まで
  • プログラムAEやシャッタースピード優先AEの場合はカメラが導き出す絞り値まで
  • 撮影前にレンズを絞り込みます。
    (被写界深度が実際の写真と全く同じにはならず、あくまでも参考だそうです。)

    プレビューボタンを使用することで写した写真のボケをイメージしやすくなり、
    作品の幅が広がると思います。
    (プレビューを使った撮影のファインダー版という感じでしょうか。)
    参考 : 絞りプレビューボタンを使おう | スタイルデザイン コラム

    ミラーレスカメラを使う場合、プレビュー表示の段階で既にボケの状況が反映されていますので、最近ではあまり使う必要が無くなってきてしまいましたね。

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