モデル直伝!NGカメラマン7つの行動
公開日:2017.06.09
先日、『フォトグラファーが嫌う被写体6パターン』をご紹介させていただきましたが、当然モデルさん側にも撮影されたくないカメラマンが存在します。
『2度と撮られたくないカメラマン』
写真を撮る者としては聞きたくないフレーズですが、数多くのモデルとポートレートやスナップ撮影中に話をしていると、写真の上手い下手や、作品の好みや方向性の不一致、人間としての相性という事でもなく、そういうカメラマンがいるらしい。
写真の世界って、結構狭くて、モデル同士やカメラマン同士の情報って結構簡単に入手することが出来ますので、特に親しくなって、何回か撮影をしていると色々なカメラマンの奇行が聞こえてきます。
男でも、うわ気持ち悪いと思った、要注意な記事がこちら。
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『カメラマン諸氏、こんなことしているとモデルさんに相手にされなくなるぞ!』というカメラマンの耳には痛いモデルさんのご意見をご紹介します。
この記事の内容
撮影テクニック編
この辺は、最初のデートをしてみたけど『次回のデートは無いかな~。』位の感じで済んでいると思いますが、それでもリピートしてもらえない可能性が高くなりますので、改善したほうがいいでしょう。
コミュニケーションの上手くとれないカメラマン
撮影している最中に、ポーズ指示をするわけでもなく、褒めるわけでもなく、ただ撮り続けているカメラマン。モデルがプロの場合でも反応が難しいといわれています。
ましてや、モデル経験の少ない女の子を撮ったら・・・
当然、いい写真を撮ることはできませんよね。
媚を売る必要はありませんが、撮影ポイントを説明したり、いい表情の時は褒めたりして、モデルさんにも協力してもらえるようにしましょう。
撮影データを選ばせてくれない
意外とモデルさんの不満が多い、データを見せてくれないorデータをくれないカメラマン。
撮影の目的が、クライアントのいる商業写真なら仕方ありませんが、ポートレートや作品撮りなど、カメラマンとモデルだけで行う撮影の時は、できるだけ多くの撮影データを渡してあげましょう。
撮影の流れから、得手不得手を見つけることが出来たり、新しい発見があるなど、写真を選ぶセンスは、着眼点の違いからカメラマンとモデルで異なることが結構多いものです。自分の好みを押し付けるのではなく、相手に選ぶ自由を与えることで、撮影依頼の回数が増えていくでしょう。
撮影時の態度編
ポートレートはカメラマンとモデルの共同作業。いい結果を残すためには、撮影前の準備や撮影中の行動も重要なポイントです。撮影中はモデルさんの魅力を実力以上に引き出させるために努力するのがカメラマンの役目です。
撮影という事だったのに、写真を撮らないカメラマン
撮影のために会ったはずのカメラマンとモデル。
カメラマンが不慣れなのか、最初のイメージが合わなかったのか、写真をほとんど撮らずに『ただデートをしていたみたい』な撮影があるらしい。
上記のようにコミュニケーションをとらずに、写真ばかり撮られるのも問題ですが、話ばかりで写真を撮らないのも、また問題です。
モデルさんサイドにも、今日の写真を使う目的があるから撮影の依頼をするのですから、難しいポイントでもできるだけ撮影して写真という成果物を渡してあげるようにしましょう。
約束したことと違う事をする(変更事項が多い)カメラマン
撮影をしていると、撮影前の説明や目的と違う撮影になるカメラマン。
商業的な撮影の場合は、あまり起こらない事ですが、ポートレートや作品撮りといった写真の使用目的よりも技術の向上や練習といった時に起こりやすいのが特徴。
カメラマンサイドとしては、その場で思いついちゃった事を試しているだけなのかもしれませんが、モデルさんにもきちんと目的と理由を説明しないと、勘違いされる可能性がありそうです。
清潔感のないカメラマン
ビューティーやファッション等、女性を綺麗に撮ることを目的とした撮影の時に、いつ洗濯したかわからないような服装だったり、無精ひげを伸ばしたままだったりと、自分の格好に気を使わないカメラマンも当然NGです。
感性が重要な撮影なら、モデルさんやスタッフに「このカメラマンで大丈夫?」と不振がられないように、自分の身支度にも気を使うようにしましょう。
カメラマンの性格編
ここから先は、撮影の技術や感性の問題ではなく、カメラマン本人の性格に関連するNG事項。モデルによっては一発でレッドカードとなりますので、出来るだけしないようにしましょう。
別のカメラマンと撮影することを妨げようとする(独占)カメラマン
たまに、『他のカメラマンに撮ってもらうと嫌味を言われる』とか、『誰と撮ったのとしつこく聞かれる』という話をモデルさんから聞きます。
カメラを始めたばかりで、知合いのモデルさんがいない(多くない)時にやりがちなのですが、カメラマンとしては折角撮らせてもらったモデルさんは、何回でも自分が撮りたいと考えるのは至極当然だと思います。
しかしながら、それをモデルさんに押し付けてはいけません。
撮影内容や写真を気に入ってくれれば、自然とリピート依頼してくれますので、慌てずに次の撮影チャンスを作るようにしましょう。
ヌードを撮ることをしつこく要求したり、セクハラ癖のあるカメラマン
『初めての撮影なのに、意味もなく露出を多くしたり、衣装を少なくするように指示する』、『断っているのに、セミヌードやヌードの撮影をすすめてくる』、『撮影の雰囲気を考えないでパーツの話ばかりしている』カメラマンがいるとの事。
海外では露出度の高い撮影をする傾向もありますし、光を読むための練習として衣装を着けない撮影をすることもありますが、全てのモデルさんが露出度の高い撮影を好むわけでは無いので、空気を読むように努力しましょう。
モデルさんは『こんな風に撮られたい』
ポートレートを撮影する場合、カメラマンが男性で、モデルは女性というケースが多いと思いますが、モデルサイドの意見としては『フォトグラファーが嫌う被写体6パターン』と異なり、モテない男性が知り合った女性にしてしまう失敗例を見ているような感じになりました。
いい写真を撮影するためには、モデルさんが「撮られてよかった」と思えるように、
事で、モデルさんの協力とモチベーションを得られるようにしましょう。
モデルさん本人が「盛れてる」と思えれば、結果的に露出度が高くなっても納得してもらえますし、そのような写真を撮り続けていると、作風を気に入ったモデルさんから新規・リピートを問わず依頼が入るようになります。
コミュニケーション能力は努力しないと向上しないかもしれませんが、撮影経験を積むことで、撮影に対して余裕をもち、モデルさんの魅力を引き出せるようになりましょう。
※写真と本文は一切関係ありません。
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