スマホVSデジタルカメラ、写真データを比較!あなたが使うのはどっちだ?

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ポートレートの撮り方

 写真を撮る目的は人それぞれだと思いますが、手軽に使えるスマホをメインカメラとして使っている方も多くなってきました。
むしろ、撮影する時にカメラを使っている方が全体としては稀なのかもしれません。

個人的には、目的が達成できるのであれば、デジカメでもスマホでも使いやすい方を使えばいいと考えていますが、実際にデジカメとスマホで撮影した写真に差はないのでしょうか?

最近ではカメラ市場を圧迫しているというスマホで撮影した写真に対してクオリティの面で疑問が残る気がしましたので、記録という点も考慮に入れ、撮影した写真データを将来も持ち続ける事を踏まえて、それぞれのデータを比べてみたいと思います。

目的によって自分で使いたいカメラを決めればいいのですから、出来るだけ同じような画になるようにスマホとデジカメ両方で撮影したデータを比べてみましょう。
ここでは、デジタルカメラ=デジタル一眼レフカメラorデジタルミラーレスカメラとお考えください。

屋外でデジカメとスマホの写真を比べてみる

 屋外でデジタルカメラとスマホの撮り比べをしてみましょう。
本サイトではポートレートがメインですので、あくまで被写体は女性、被写体と背景の距離を稼ぐことの出来る東京駅丸の内中央での撮影してみました。

デジカメとスマホの写真の違い

スマホを使った写真サンプル

 

デジカメとスマホの写真の違い

SONYα6000+Batis1.8/85で撮影した写真サンプル

同じ位置から撮影したにも関わらず、背景のボケ方がまるっきり違います。
スマホもズーム機能を使い、同じような画角になるように調整をし、スマホはオート(SS:1/1637、f2.2、ISO:25)、デジカメは絞り優先(SS:1/400、f1.8、ISO:100)で撮影をしています。

屋内でデジカメとスマホの写真を比べてみる

 屋内でデジタルカメラとスマホの撮り比べをしてみましょう。
屋外と屋内の違いを強調したかったという事もありますが、白ホリスタジオでオーディション写真を撮った後に、バックペーパーを使い撮影をしてみました。

デジカメとスマホの写真の違い

スマホを使った写真サンプル

 

デジカメとスマホの写真の違い

Canon EOS5DMarkⅢ+EF24-105IS USMで撮影した写真サンプル

室内で撮影をすると、屋外のような背景のボケが無いため、ほとんど差を感じません。最近のオーディションに提出する写真がスマホで撮影した写真でも認められるようになってきたことにも納得がいきます。
屋外と同じように、スマホもズーム機能を使い同じような画角で、スマホはオート(SS:1/40、f2.2、ISO:32)デジカメはマニュアルモード(SS1/125、f5.6、ISO200)で撮影をしています。

デジタルカメラとスマホで撮影した写真の違い

保存データクオリティの違い

 今回撮影に使用した写真は
・SONY α6000:6000×4000px 300dpi(RAW)
・Canon EOS5D MarkⅢ:5760×3840px 300dpi(RAW)
・Apple iPhone6 Plusで、4032×3024px 72dpi(jpeg)
が元データとなり、RAWデータは、Adobe PhotoShop Lightroom CCにて現像をしています。

データとしての大きさはそれほど遜色がありませんが、デジカメとiPhoneではデータの密度(dpi)が全然違う事がわかります。写真を見比べていただいても、iphoneの写真の方がのっぺりしているように感じないでしょうか?

もちろん、デジカメの場合、JPEG形式にて保存する(RAW形式を選ばない)事も可能ですが、RAW形式で保存することにより、後日補正や修正等自由に加工できる自由度を放棄する必要はまったくと言っていいほど感じません。

使うレンズの違い

 今回撮影に使用したiPhone 6 Plusで使われているレンズは、4.15mm F2.2(35mm換算29mm)だそうです。
(参考:iPhone 6・iPhone 6 PlusのiSightカメラレンズはiPhone 5sと同仕様、FaceTimeカメラは性能アップ
明るいレンズと言えるでしょうが、個人的にはお世辞にもいいレンズとは言えないと思います。

デジカメのレンズはレンズ交換が可能なため、広角から望遠、明るいレンズから暗いレンズまで、利用者の好みで自由に変えることで、背景ボケの度合いや写真のディティールまで表現する事が出来ます。

結論

 実際にスマホの写真をみて、デジカメを買う必要はないな。と感じた方もいらっしゃるかと思います。

写真を撮る目的は、ポートレートを撮影するだけではなく、メモとして利用したり、サイトやSNSで状況説明のために使う事も少なくありませんので、そういう場合はスマホの写真でもよろしいのではないでしょうか。

実際に自分もメモの代わりに写真を撮る時はスマホで撮影(コンデジは使わなくなりました)をしています。

上記に掲載したようにサイトやSNSで写真を使う分にはそれほど画質の差が表れてきませんが、データを100%表示にして見比べると、スマホのデータは粒子が荒く、レタッチや素材パーツとして再利用する場合、クオリティの点で疑問がかなり残ります。

実際に(自分は利用したことがありませんが)フォトブックのためにデジカメデータとスマホデータを併用すると、印刷結果に明らかな差があると聞いた事があります。
また、個人的に仕事で印刷用の写真データをよく扱いますが、その時にもクオリティの差をはっきりと感じますので、少なくとも今の段階では、デジカメの方に一日の長があるという感じでしょう。

個人的には、将来に残す必要がある旅行や家族等の記念写真や、印刷を前提とする写真を撮る場合は、できるだけクオリティの高いレンズを使ったデジカメでRAW形式にて撮影することをお奨めします。

参考記事

 

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