【基礎編】ピント合せのポイント、オートフォーカスをうまく使う
公開日:2014.09.04
ポートレートを上手く撮りたい場合、被写体の『目』にピントをしっかり合わせることが求められます。
カメラを始めて間がない頃は、手動でピントを合わせることはもちろんの事、オートフォーカス(AF)の使い方もうまくいかず、思ったところにピントを合わせることができない事が結構あります。
自分の思ったところにピントを合わせる事が出来なければ、ジャスピンどころの話ではありませんので、AFをうまく使う方法を習得しましょう。
AFフレーム(測距点)選択の重要性
カメラを構えてシャッターボタンを半押しすると、AFフレーム(測距点)といって、ファインダーをのぞいた際に四角い点のようなものが見え、AF機能はこの測距点でピントを合わせることで撮影を行う事が出来ます。
左の絵はあるカメラの測距点です(測距点とはピントを合わせる事が出来る箇所のことで、赤くなっているところです)。
特に、カメラの初期設定で、測距点が左の絵のように全体に設定されていると、狙ったポイントとは別のポイントでフォーカスが合ってしまうという事もよくあります。
最近では、エントリークラスのカメラでも6点~8点ほど測距点があり、中級機では9~11点前後、上級機では40点を超えるものもあります。
つまり、多数ある測距点のどの部分でピントを合わせるか。という事がピント合わせのポイントとなります(左では一番精度高いセンターに合せた場合)。
測距点を自由に変えられるようになろう
ピントを合わせる時、測距点の位置と選び方は重要です。
ポートレートでピントを合わせる時、できるだけ精度の高く、尚且つ構図上目に近い測距点を選ぶようにした方がいいですが、構図が縦横と変わるたびに、使いたい測距点の位置が変わります。
そんな時、一々ファインダーから目を離して、測距点を移動していては、タイミングよく撮影をすることができません。
測距点移動の仕方はカメラにより変わりますので、ファインダーから目を離さなくても、自由に好きな場所に移動させることができるように練習をしておきましょう。
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