Canon バッテリーグリップ BG-E11(Canon EOS 5Dmk3用)
最終更新日: 2019.04.22

バッテリーグリップとは
バッテリーグリップは、カメラ本体には1つしか入れられないバッテリーを2つ入れることで、長時間撮影できるようにするオプションです。
縦位置で撮影するときに、横位置と同様の撮影ができるようにシャッターやダイヤルがついており、縦グリップとも言われます。
CanonやNikon等のフラッグシップ機には該当品がついているため、後付する必要がありませんが、ハイアマチュアやアマチュア用のデジタル一眼レフには、後付することができます。
バッテリーグリップ利用のメリット
バッテリーを2つ(以上)搭載することで、撮影時間を長くすることができる
バッテリーグリップの本来の目的で、バッテリーを2つ(以上)搭載することで、バッテリー交換をする必要がなく長時間の撮影を可能にします。
中には単3電池を使えるようになっているものもあり、緊急時にカメラバッテリーの代用にすることできる機種もあります。
縦位置での撮影が楽になる
バッテリーグリップ自体にもシャッターボタンやダイヤルが付いていますので、縦位置で撮影をする時に、横位置で撮影をしている感覚で撮影をすることが可能です。
ポートレート撮影をする時は縦位置で撮影をすることが多いので、バッテリーグリップを着けることで楽に撮影ができます。
カメラ本体が大きくなることでグリップを握りやすくし、大きなレンズを使うときにバランスが取りやすい
70-200mm等の大きめのレンズを使うと、カメラ本体よりレンズのほうが重くなり、レンズが下がり気味になります。バッテリーグリップを着けることで、カメラ本体も重さが増し、カメラとレンズのバランスを調整することができます。
バッテリーグリップ利用のデメリット
カメラ全体が大きく重くなる
バッテリーグリップのメリットでもあることがデメリットにもなります。
グリップ本体は数百グラムくらいですが、カメラ本体を重くしてしまうため、身軽に撮影をしたい場合に邪魔になったり、長時間撮影を行う場合体力が消耗したりします。
ガードマンに目を付けられやすくなる
様々な場所で撮影をしていると企業の所有地で撮影を行うことも出てきます。
小さいカメラの場合は撮影自体があまり目立たなかったり、記念撮影との認識から注意を受けることはあまりありませんが、バッテリーグリップをつけた『本格的な』カメラを使っている場合に、ガードマンに『本格的な』撮影との認識を与えやすくなり、『撮影許可書の有無』を確認される事があります。
バッテリーグリップ BG-E11
バッテリーグリップBG-E11は、Canon EOS5D MarkⅢ用のアクセサリとして大人気となっています。発売した当初は、あまりにも人気のために生産が追い付かず、なかなか購入することができなかったというエピソードもあるほどで、撮影補助のアイテムとして、是非とも手に入れたい一品と言えるでしょう。他機種のバッテリーグリップの中でも非常に人気が高く、購入者は口をそろえて良い評価をしていますね。
男女を問わず、ユーザーの満足度が高いことがこの製品の特徴です。なんといっても、縦位置での撮影がしやすくなるところがポイント!
イベント等で自由自在に機材を扱うことができるので、「写真の腕前がアップした!」と喜ぶ声をよく聞きます。長時間の撮影には欠かせないという声も多いですね。
撮影補助のアイテムは、つい安価なものに目がいってしまいます。
このBG-E11にも『バッテリーグリップ互換品』というCanon純正ではないものがありますが、操作性や安定性を考えると、互換品はいまいちなデザインや機能になっていることが多く、値段だけで互換性を使うのを個人的にはあまりおススメしません。せっかくの高級カメラにそぐわない上、安定性にも問題がある可能性があるからです。
BG-E11はカメラにセットした時にも本体にすんなりなじむ上、純正品ならではのハイクオリティさがいいですね。
一体感があるということは、使い勝手の良さにもつながり、装着も簡単で、初心者でも楽々とセットできます。
また、本機は撮影補助のアイテムとして優れているだけではありません。
バッテリーを2つ同時に入れることができる上、単3電池で使うことも可能です。その結果、カメラ単体で使う時に比べて、2倍もの時間、使用する事が可能です。その分、重くなりますので手ブレには注意が必要ですが、握りやすい形と手に馴染む質感で、しっかりカメラを支えることができます。
長時間並びに縦位置での撮影をぐっと楽にしてくれるので、より撮影を楽しむことができます。
運動会や旅行など、家族の大事なイベントには活用したいアクセサリです。
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